籠の鳥 ブログ

これは鳥かごから脱出するための日常の、あるコトないコトをつづった妄想日記である。

家事奴隷

お母さんのことはなるべく家庭から逃がしてあげないといけない

ただでさえ主婦は家庭に縛り付けられている存在なんだから

今ならわかる。主婦とは家事奴隷のこと。


朝からずっと家を整えてきてやっとこの時間になって一通りの家事が済んだ

さぁいよいよ家の外に出られる。カーブス行けるぞと思っている矢先にタカシが帰ってきて私にこう言った

「ママ今からだと夕飯 遅くなるから あやのと待ち合わせしない日はカーブスもっと早い時間に行って」

それはいわゆる「主婦はこんな時間からカーブスなんて行かないでもう夕飯の支度して家族に夕飯を出すべき時間でしょ」ということを言っているわけだ

そこで私はキレかけた

1日かけてようやくここまで家の中を整えてきて

やっと出られると思ったのにそんなこと言いやがって。

しかし、タカシの言う事はすごくまともなことなのでそこは仕方なく聞き入れて、

カーブス行くのは中止にして夕飯の支度をして夕飯を出すことに予定を変更した。

そして速やかに夕飯の支度をして夕飯を出して「タカシくんご飯だよー」と言って呼んだら、なんとタカシはこう言った

「今お腹いっぱいだから夕飯いらない 後で食べる」

そこでさすがに私は怒り心頭に達した

タカシがきちんとした時間に夕飯作って出せと言うからこっちは自分の行きたい気持ちを抑えて言われたようにしたのに

急いで作ってゴハンだよって呼んだら夕飯いらないって一体 何なんだよ

意味わかんない。

またいつものあれか。そうだあれだ

他人にはあるべき姿を要求しておきながら 自分は勝手なことをしている

それだ

他人にだけは正しくさせて、よしよしちゃんとやってると、それを横目で見て、監視して、納得して喜んで、当の自分はというと

何一つ出来ない

タカシという子はいつもそうだ

しかしあの子の変なところはこれだけに留まらない。

この子が本当に変なところはそこからだ

私がタカシにそのことを言うとなんとタカシはこう言うのだ

「あの時自分は時間がまだ5時だと思っていて6時だとは気がつかなかったんだ

5時だと思っていたから6時からカーブスに行くなんて言わずもっと早い時間に行ってほしいと言っていたんだ

だからママはカーブスに行ってよかったんだよ」

と言うのだ

しかし、そもそも自分が帰ってきて、その時間が今5時なのか6時なのかも分かっていないようなことが普通に考えてあるのだろうか

今自転車をこいで学校から家に帰ってきて自分が大体何時位なのかと言うことが見当のついていない高校生がいるのだろうか

喋っている部屋の立っている目の前に時計があって喋りながらだって普通に時計を見たら今は何時なのかはっきりと目に飛び込む場所に時計がかかっていたではないか

それなのに時間が5時だと勘違いしていたからだと言うのか

何か言っていることがおかしくないか

普通の人間と話している気がしない

頭が悪いのか性格が悪いのか何が悪いのか

いずれにせよこんなこと言うようでは外でも他人様と様々なトラブルが生じたりはしていないのだろうか

話がここまでねじくれてくるともう当初の、本当は外に出かけようと思ったのに中傷されたので予定を変更して我慢して夕飯を作ったというようなワタシの心情の事などは些細なことで、もはや問題ではない

むしろタカシとしては子供の立場からすごくまともなことを母親に要求したまでのことだ。

それよりもあの子の話が何かというと いつも「〇〇の勘違いからボクはこのようなことを言っていたんだ」というような言い訳に帰結するところが気になる

この子こんな調子で人様のなかで正常な社会生活を営めるのだろうかと心配になる

もしも本当にそれが勘違いだったのだとしても、こんなにたびたび勘違いをするようでは自分で困らないのか

単なる勘違いしやすい性格?

もしくは虚言癖?もしくは言い訳癖があるのか?

一体どういうことで毎回こんな調子の話になっていくのかがわからない。

心配だ。頭、大丈夫なんだろうか

あの子、こんなんで大丈夫なんだろうか

今回だけではない。タカシはこのように話の主題がもともとの問題からずれてきて、ねじれた話になってくる事がたびたびあり、いつもそれがタカシの勘違いからタカシがそういう風に言っていたんだと言うような説明をしてくることがよくある。

タカシとの会話には、タカシとまともに面と向かって話しているこちらの頭がおかしくなりそうになってくるという特徴がある。

もともと頭のおかしな人と話しているのだというつもりで話せば良いのだが、タカシは見た目は普通の人なので、普通の人と話していると思っていると、だんだん話の通りが通じなくなってくるので、話しているとだんだんこちらの頭がおかしくなりそうになってくるのだ

タカシの抱える問題はそこにある

つまり まともな人間と話していると思っている相手をイラつかせてしまうということだ。

そしてすごく相手を怒らせてしまうということだ

母親の私がそうなのだから他人様だったら なおさらそうだろうと思う

これは頭が悪いのか、それとも言い訳癖がついているのか、それとも言い訳の仕方に変な癖がついているのか

本人がそれをどの程度問題として自覚できているか分からないが

一見して日常のささいなことのように見過ごされているこの事の

抱えている問題は深刻だと私は認識している

私の憂いは深い


今ここに挙げた中で問題は2つ

1つ目はまずタカシの話の根底にはいつも「お母さんはきちんと自宅で調理した食事を出すべきだ。

お母さんはきちんとした時間にきちんとした食事を出すべきだ」的な要求があり、それがちゃんと出来ない私を責める気持ちが全ての話のベースになっているが

私は家に縛られるのはもともと嫌だし家事労働に縛られるのは

この家族のためにはそれは嫌なので

私はタカシの要望に一生懸命 応えようと努めてはいるが応えきれないということだ。

しかしタカシはいつもそういう類のことを言う子だ

だから私はタカシといると、気持ちが追いつめられてその場から逃げ出したい衝動にかられるし

家から逃げ出したい気持ちになる。


2つ目は私がタカシの話がコロコロ変わっていくことを指摘すると いつもタカシはそれは自分はそういうつもりで言ったのではなく、自分のナニナニの勘違いのためにそう言ったのだという類の言い訳がはじまるということだ。

要するに問題が話の主題そのものよりもタカシ自身の勘違いからこういう話が始まったという内容の話にすり変わってくるのだ

いちいち全てがタカシの勘違いのせいで起こっているというのだが

しかし、それはそれで信じられない

そんな勘違いの多さは少し異常なのではないか

大丈夫なのかという心配が新たに生じてくる

これがもし自分の言った事を正当化しようとする意地の張り合いから言っているささいな言い訳なのだとしたら、それはむしろ人間らしくてまだ許せる。

しかし言い訳ならもっと上手な形にしないと

自分の勘違いということにすると相手によっては馬鹿にされ頭のおかしな奴扱いされかねない

だいたい勘違いだったという言い訳は社会的には通用しない種類の言い訳だ

そしていつもいつも勘違いを言い訳に使っていればそのうち相手によっては怒らせてしまって馬鹿にされ なぶり殺しにしたいとさえ思われかねない

そちらの方が心配だ

タカシにそう伝えると

タカシも学校で友達からそのことを指摘されたりトラブったりすることがあるんだけど治らない。とケロリとした顔で言うのだ

そんなあの子が哀れで泣けてくる

だからといってどうせよというのだ

病院に行って頭がおかしいのか診断せよというのか

そうして何か良いことでも?

あの子が自信を失ったり、劣等感を抱くようになったり、

頭のことを理由に努力したり頑張ることをやめたりするようになるだけではないのか

そうするより、コレも成長の途中段階。個性のうち。などと言って

おおらかに見守り励まし叱咤激励を続ければよいのか

わからない

たった一人で悩んでる。Dには頼れない。

Dはあの子のこと厳しくは接せれど可愛がらない。可愛がれない。

可愛がりかた知らない人。

だから私は、あの子と喋っているといつも疲れる

怒りと心配と孤独でものすごく疲れる