籠の鳥 ブログ

これは鳥かごから脱出するための日常の、あるコトないコトをつづった妄想日記である。

わたしは哀れなお人形さんじゃない



なんで私あそこでは自分で自分のこと「9さん」て呼ぶか知ってます?

いわば「9さん」ていうアバターを生花店に派遣してるって感覚かな

自分本体はまた別のところにいるの

生花店ではせっせせっせと冥土の土産を作っているところなんです

あそこは自己実現をするためのフィールドなんです

しかもお金払って参加するどころかお金もらえちゃうわけです

時給低いんじゃない?とか、人から言われたくないです

あの給料だって まごうかたなき自分の能力によって稼ぎ出したお金なんですから

誇らしくも胸を張ってもらっているわけです

あの店あんなふうに ゆるゆるガタガタですけど

そこでお給料もらうの実は見た目以上に大変でいろんな能力を必要とされるの知ってます?

家族経営だから、そこの人間に馴染む能力。

繁雑な仕事を文句も言わず器用にこなす能力。

マニュアルのない中でマニュアルを構築して仕事をこなす能力。

ランダムに降りかかってくる難題を臨機応変に解決していく能力。

あらゆるタイプの人間を可愛がる能力。

どんな年齢の人とも仲良く仕事する能力。

無茶なお願いをニコニコ笑って、きちんとこなしてみせる能力。

園芸、フラワーアレンジメント、花の能力のみならず

文筆、パソコン、配達、販売、接客、その他諸々

本当は馬鹿じゃないけどお店の人よりも馬鹿なふりをして

お店の人に自信とヤル気をださせる能力。

いじけない能力。

凹まない能力。

くじけてもすぐ復帰する能力。

傷つけられても傷つかない能力。

傷ついてもすぐに復帰する能力。

ユーモアのセンス。

創造力。

そして体力。

人使いが荒いけれど申し渡されるミッションに対しては、変だと思ってもぐだぐだ質問で返さずに

「イエスさー!」のシンプルな一言で飛び出していって、必ず成功させて帰ってくる能力。

です!

あそこでお金もらえるというコトは人間力の高さの証明なんです


無論あそこでの仕事は私にとっては労働ではありません

生きていくためにする労働それは私にとってはむしろ家事労働の方です

家庭での専業主婦の業務が私にとっては食べていくためにしている労働です

私にとっては結婚生活がお仕事です

そう言ってしまえば悲喜こもごも全て割り切れるでしょ

夫への不満も、満たされない思いも、後悔も

私の心の大切な部分は別にあると思えば惜しくもないでしょ

来る日も来る日もボケ茄子のお世話なんてまっぴらごめんだ

自分を哀れんでメソメソするのはもうやめ

わたしは哀れなお人形さんじゃない

寂しい時はこうするの。なんか、人、掴んでる感じするでしょ

自分なんだけどね

お腹がすいたらタコ、自分の足食べる。みたいな

自給自足ってやつ


0は植物の表情を見て刺せるから綺麗なんだね

どしたのどっか痛いの まだ根にもってるの

心の目で見て耳をすましたら9に0のこと憎んでないことわかるでしょ

はい目を閉じて…何を感じましたか 愛を感じませんか

9の前にアレンジメントはみな平等。造り主が誰であれ いいものはいい

「人を憎んでアレンジメントを憎まず」

もー・・

そんなにこの言葉使ったのまずかった?9は0に賞賛を贈ったつもりなんだけどな…

9が贈った賞賛がとどかなかったか・・

9のコトそんなに憎い?

すげーあだになって返ってきたzoy

憎悪のかたまりになって返ってきたぞい

ちょちょちょ待て待て0のことは憎んでなんてないよぉ…

今日のアレンジメントはいい仕事してたねって🌹言いたかったの

だからそんなに怒んないで

人は相手次第で全然別の顔を見せるもの