0が唄えば
9が夏休みの長期休暇に入る前のお別れの歌を0が歌ってくれた
Fーをーうーみーにーうかばーせーてー♫
Fーをーうーみーにーうかばーせーてー♫
9:えーなにー東京湾かどこかに浮かべてもらえるの?
それともサマーランド?
0:いいえ戻ってこれないくらい遠くの太平洋です
9:マグロの餌になっちゃうやーん
9:いいもん泳いでいってアメリカ西海岸でクイックターンして帰って来るもん
0:足しばって浮かべます
9:上等だ!手だけで泳いで帰ってきてやる
0:足も手も両方ともしばって浮かべます
9:オコ
・・・さっき
さりげなくわたしの名前を呼んでくれた
さりげなく二回も繰り返してみせて
それからいつもの憎まれ口をたたいてくれて
そんなに来週から9がいなくなっちゃうの淋しいの?
そーやって なまえ 呼んでくれるのね・・
9「ねえ 夏休みどこいこっか」
0「9とどっか行くなんてないない絶対ない」
「天変地異が起きよーが」「ない!」
いやいや0が9とどっか行くこと自体が 天変地異だろーて
宇宙のバランス変わっちゃうから・・
0のかまちょの信号を見落とすな
瞳孔開いてジー
低くなってあと何時間だー
ゴーゴーヘブン 天国に行きたい
具合が悪い
痛い
眠い
こんな時はよーっし よしよしよし
0「そんなふざけた真似してると通報されますよ」
9「え?通報?誰が?」
You が?
Me を?
わらわらー
なんの罪で?
9「君の妄想じゃないのかい?この人がそんなことをするように見えるかい?
って言っておまわりさんに信じてもらえないよ多分」
0「いいえ迷惑行為 防止条令違反です」
「ボクがそう言えばそうなんです」
・・・そーかい そーかい そんなこと言うかい
もー ちょびちょびヒゲヒゲもあたんこヨシヨシも無しだ
お金よりもそれよりも
0からのリスペクトが欲しい
この物語はフィクションです。
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