籠の鳥 ブログ

これは鳥かごから脱出するための日常の、あるコトないコトをつづった妄想日記である。

毎年冷房の季節に思うこと

閉めて閉めてと言って人のことを追い払う

淋しい気持ちになる

もうこんな人と一緒にいるのはやだ

私の心の相手をしてくれる人を探しに行きたくなる

閉めて閉めてというのはdの口癖だ

きっと小さい時から母親そういわれて育ってきたのだろう

涼しい空気を逃さないように

開けたそばからもう 閉めて閉めてと言われて育ったのだろう

見ていなくてもその光景が眼に浮かぶようだ

こっちだってべつに開けっ放しで行くわけでもないのに

追っ払うかのごとくのスピードで即座に 閉めて閉めてとあびせられると 腹が立つ


しかもこちらがドアを開けて部屋をのぞく時というのはたいてい

dがずっと一人で部屋にいて、家族からも私からもほっぽらかしにされている時

ちょっとだけ心配になってのぞいてあげようかとしている時だ

それなのに 開けるな否や 閉めて閉めて しか言わず、こちらを閉め出す言葉を浴びせてくる

それならお前はそうやって一生 一人ぼっちでその部屋にいろ!!

心配して損した

ちっとも淋しくなんかない様子だった

こんなトンチンカンな人間と妻として寄り添って生きて行かねばならないなんて地獄だ

こっちが淋しい

だからもう あなたが一人で部屋に閉じこもっている時、ヒトがその部屋を開けるな否や 閉めて閉めてを連発するのは止めてください

あなたの使う 閉めて閉めては人を追い払う言葉 人を遠ざける言葉

そんなにすぐ閉めて閉めて言わなくても そもそも冷たい空気は逃げていかない

追っ払われた方としては

そんなに言うならお望み通り閉めてやるよ

締め切った部屋でそのままずっと一人でいるがいい

という気持ちになる


これ以上だまっていると嫌な気持ちが胸にたまって自滅しそう

これからは自分一人で抱えていないでちゃんと伝えていこう

気持ち悪いお父さんから頑張って逃げ出そうを合言葉に頑張ろう